症状 全身にわたる様々な症状があるので、関節症状と関節外症状に分けて述べます。
《関節症状》
1)関節痛、関節の腫れ
関節の痛みは、安静にしていても痛い(自発痛)、押すと痛い(圧痛)、動かすと痛い(運動痛)などいろいろあります。その他に関節が腫れたり、熱をもったり、赤くなることがあります。関節リウマチの関節炎は、関節を包んでいる膜である滑膜が炎症を起こした滑膜炎というもので、手足の関節に対称的に多くみられます。そのなかでも指の真ん中の関節(PIP関節)、根元の関節(MCP関節)、手首の関節(手関節)の3種類が最も多く、関節リウマチの特徴になっています。その他、顎の関節、1番目と2番目の首の骨(頸椎)の関節にも起きます。胸椎(きょうつい)や腰椎(ようつい)が痛くなる場合は変形性関節症の可能性が高いです。
2)朝のこわばり
これも関節リウマチの特徴といえます。朝目を覚まして布団から這い出る時、手足や身体が硬くなり動かしにくくなっていることをいいます。起きて手足を動かしていると自然にこわばりがとれてきますが、関節リウマチが悪い時はこわばっている時間が長くなるので、リウマチの活動の程度をみる指標のひとつになります。
3)関節の可動域制限
可動域とは関節の動く範囲です。関節炎が起きて関節が腫れたり、関節液がたまったりすると関節可動域が狭くなることがあります。この場合は関節炎が治まると可動域はまた元に戻ります。一方、関節炎を繰り返すと、滑膜や関節周囲の組織が厚く硬くなり、筋肉を骨に結合させている腱や靱帯(じんたい)も硬くなるために、可動域が狭くなります。これは拘縮(こうしゅく)といって基本的に元には戻りません。
4)関節変形
滑膜炎が長く続いたり、悪化すると、そこに破骨細胞などが現れて、関節付近の軟骨や骨を破壊していきます。さらに関節周囲の組織、腱、靱帯などにも炎症が及ぶと、関節は変形し同時に可動域制限も出てきます。4本の指が小指のほうに曲がる尺側偏位(しゃくそくへんい)という変形は関節リウマチに特徴的です。さらに進んで関節の破壊に至ると、逆に可動域が増して指で物をつかみにくくなることもあれば、骨同士がくっついて関節がなくなり骨性強直という状態になることもあり、日常生活の動作が制限されることになります。
《関節外症状》
関節リウマチは全身の疾患です。軽い場合は関節だけの症状ですみますが、重くなると関節以外の症状が出てきます。
1)リウマチ結節
関節リウマチの診断基準にも取り入れられている症状です。肘によくみられますが、肺など全身に出現する可能性があります。肘や手首にできるものは硬いゴムのように触れますが、リウマチの活動が低下するとまた消えることもあります。
2)リウマチ肺
肺に間質性肺炎や細気管支炎といった疾患を併発することがあります。胸部CT検査でよく調べると半分以上の人に間質性肺炎が見つかります。息切れや空咳が現れたら治療の対象になります。年に1回は胸部X線検査を受けることを勧めます。間質性肺炎はリウマトレックスという抗リウマチ薬の副作用で起きることもあります。
3)リウマチ性血管炎
関節外症状は血管炎という疾患を合併したために起こるものです。上記のほかに、胸膜(きょうまく)に血管炎が起きると胸膜炎になり、胸水がたまります。皮膚に起きると赤や紫の発疹が出ることがあります。眼や腎に起きることもあります。このような血管炎を合併した場合には悪性関節リウマチと呼びます。「悪性」という言葉は関節症状が非常に悪いという意味ではなく血管炎を合併しているという意味です。
《全身症状》
だるさ、疲れやすい、体重減少、貧血、微熱などがあります。
出典 Yahoo!ヘルスケア - 家庭の医学
《関節症状》
1)関節痛、関節の腫れ
関節の痛みは、安静にしていても痛い(自発痛)、押すと痛い(圧痛)、動かすと痛い(運動痛)などいろいろあります。その他に関節が腫れたり、熱をもったり、赤くなることがあります。関節リウマチの関節炎は、関節を包んでいる膜である滑膜が炎症を起こした滑膜炎というもので、手足の関節に対称的に多くみられます。そのなかでも指の真ん中の関節(PIP関節)、根元の関節(MCP関節)、手首の関節(手関節)の3種類が最も多く、関節リウマチの特徴になっています。その他、顎の関節、1番目と2番目の首の骨(頸椎)の関節にも起きます。胸椎(きょうつい)や腰椎(ようつい)が痛くなる場合は変形性関節症の可能性が高いです。
2)朝のこわばり
これも関節リウマチの特徴といえます。朝目を覚まして布団から這い出る時、手足や身体が硬くなり動かしにくくなっていることをいいます。起きて手足を動かしていると自然にこわばりがとれてきますが、関節リウマチが悪い時はこわばっている時間が長くなるので、リウマチの活動の程度をみる指標のひとつになります。
3)関節の可動域制限
可動域とは関節の動く範囲です。関節炎が起きて関節が腫れたり、関節液がたまったりすると関節可動域が狭くなることがあります。この場合は関節炎が治まると可動域はまた元に戻ります。一方、関節炎を繰り返すと、滑膜や関節周囲の組織が厚く硬くなり、筋肉を骨に結合させている腱や靱帯(じんたい)も硬くなるために、可動域が狭くなります。これは拘縮(こうしゅく)といって基本的に元には戻りません。
4)関節変形
滑膜炎が長く続いたり、悪化すると、そこに破骨細胞などが現れて、関節付近の軟骨や骨を破壊していきます。さらに関節周囲の組織、腱、靱帯などにも炎症が及ぶと、関節は変形し同時に可動域制限も出てきます。4本の指が小指のほうに曲がる尺側偏位(しゃくそくへんい)という変形は関節リウマチに特徴的です。さらに進んで関節の破壊に至ると、逆に可動域が増して指で物をつかみにくくなることもあれば、骨同士がくっついて関節がなくなり骨性強直という状態になることもあり、日常生活の動作が制限されることになります。
《関節外症状》
関節リウマチは全身の疾患です。軽い場合は関節だけの症状ですみますが、重くなると関節以外の症状が出てきます。
1)リウマチ結節
関節リウマチの診断基準にも取り入れられている症状です。肘によくみられますが、肺など全身に出現する可能性があります。肘や手首にできるものは硬いゴムのように触れますが、リウマチの活動が低下するとまた消えることもあります。
2)リウマチ肺
肺に間質性肺炎や細気管支炎といった疾患を併発することがあります。胸部CT検査でよく調べると半分以上の人に間質性肺炎が見つかります。息切れや空咳が現れたら治療の対象になります。年に1回は胸部X線検査を受けることを勧めます。間質性肺炎はリウマトレックスという抗リウマチ薬の副作用で起きることもあります。
3)リウマチ性血管炎
関節外症状は血管炎という疾患を合併したために起こるものです。上記のほかに、胸膜(きょうまく)に血管炎が起きると胸膜炎になり、胸水がたまります。皮膚に起きると赤や紫の発疹が出ることがあります。眼や腎に起きることもあります。このような血管炎を合併した場合には悪性関節リウマチと呼びます。「悪性」という言葉は関節症状が非常に悪いという意味ではなく血管炎を合併しているという意味です。
《全身症状》
だるさ、疲れやすい、体重減少、貧血、微熱などがあります。
出典 Yahoo!ヘルスケア - 家庭の医学
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